自治会運営 |
「子どもを部屋において外に出られない」「親の介護で家を空けられない」「シフトが入って会社を休めない」など、昨今、厳しい状態におかれている住民が増えています。このような中で自治会活動をうまく機能できる方法はないでしょうか?
目次
1.役員構成
自治会がまとまりを保ちながら様々な活動を効果的かつ円滑に進めていくためには、会長をはじめとした役員による執行体制をしっかりと確立すること、各役員の役割分担や連携のあり方を明確にすることが大切です。
役員は、総会の決定事項に従い、日常的には会員の意見を聞き、また情報を伝達しながら自治会の目的の実現を図らなければなりません。一般的な役員構成を示すと次のようになります。
役員は、総会の決定事項に従い、日常的には会員の意見を聞き、また情報を伝達しながら自治会の目的の実現を図らなければなりません。一般的な役員構成を示すと次のようになります。
役員の基本的な役割
①会長
自治会の代表者であり全体の責任者です。地域のまとめ役として、他の役員や地域住民がそれぞれの立場で十分力を発揮できる環境づくりを行い、 自治会活動を活発にしていく役割があります。また、対外的な交渉や会の意志を行政等に伝える役割、他の役員と協議しながら自治会活動の基本的な方向を示し、会の活動をリードしていくリーダーとしての役割もあります
自治会は、子どもからお年寄りまで、また、男性、女性、外国人、障がいのある人など、さまざまな人からなる組織です。その代表である自治会長は大変重要です。
(1)自分の行動や言動には責任を持つ
自治会活動は自発的な活動です。やむをえず引き受けたとしても、一旦引き受けたら責任を持ってやり遂げなければなりません。
(2)プライバシーを守る
住民の秘密やプライバシーを知る機会も増えてきます。興味本位に口外することなく、秘密やプライバシーは絶対に守らなければなりません。
(3)一人で抱え込まずに、みんなで分担する
自分一人で抱え込まずに、みんなで仕事を分担することが大切です。それぞれの得意分野でお互いに仕事を分担し合わなければなりません。
(4)幅広い住民参加のための工夫をする
自治会活動には、住民の総意が常に反映されなくてはなりません。多くの住民の参加を得るために、アンケートの実施などにより住民のニーズや関心をつかみ、創意工夫に努めなければなりません。
(5)相手の立場や考え方を尊重する
自治会活動を進める上では、何よりも民主性が要求されます。会員の立場や考え方を尊重し、話し合い、活動を進められるように心がけなければなりません。
(6)子どもたちもまちづくりに参画させる
子どもは子どもなりに地域に対する考え方を持っています。その考え方を聞いたり、子どもが参画したりすることにより、自治会活動を見直す機会が得られます。
(1)自分の行動や言動には責任を持つ
自治会活動は自発的な活動です。やむをえず引き受けたとしても、一旦引き受けたら責任を持ってやり遂げなければなりません。
(2)プライバシーを守る
住民の秘密やプライバシーを知る機会も増えてきます。興味本位に口外することなく、秘密やプライバシーは絶対に守らなければなりません。
(3)一人で抱え込まずに、みんなで分担する
自分一人で抱え込まずに、みんなで仕事を分担することが大切です。それぞれの得意分野でお互いに仕事を分担し合わなければなりません。
(4)幅広い住民参加のための工夫をする
自治会活動には、住民の総意が常に反映されなくてはなりません。多くの住民の参加を得るために、アンケートの実施などにより住民のニーズや関心をつかみ、創意工夫に努めなければなりません。
(5)相手の立場や考え方を尊重する
自治会活動を進める上では、何よりも民主性が要求されます。会員の立場や考え方を尊重し、話し合い、活動を進められるように心がけなければなりません。
(6)子どもたちもまちづくりに参画させる
子どもは子どもなりに地域に対する考え方を持っています。その考え方を聞いたり、子どもが参画したりすることにより、自治会活動を見直す機会が得られます。
②副会長
会長を補佐し、時には 会長の役割を代行する役割があります。会長と連携して自治会の運営を行います。③書記
会議や事業に関する記録、その他事務全般などを受け持つ役割があります。また、会議の準備・連絡も書記の大きな役割の一つです。④会計
自治会のお金の出入りに関する事務を行う、出納責任者の役割があります。また、必要な会計書類や通帳、資産等管理台帳などの管理を行います。自治会の会員からの信頼を得るためには、会の収支がわかる書類をしっかり用意し、明朗にすることが大切です。⑤監事
自治会の会計や事業の実施状況のチェックを行います。予算や事業の執行が会の目的にそって適正に進められているかどうかを確認するのが役割です。 会計年度末(3月)には、会計から会計記録を受け取り、監査します。⑥顧問・相談役
会長をはじめとした役員の相談を受け、必要に応じて的確にアドバイスを行う役割を担うために、会長や副会長の経験者などに顧問や相談役をお願いします。⑦その他の役員
自治会においてはその自治会を構成している組の長(組長)を役員にしています。専門委員会を置いて、その執行役を役員としています。また、様々な運営を補佐してい る役員を置いているところもあります。2.宗教的行事の取り扱い
日本国憲法の政教分離原則は、国家と宗教とのかかわりを禁じています。国家に代わる信教の自由を自治会が侵害しているとは思えません。
私の「宗教」とは、親や親せきの墓参りや行事でたまに寺を訪ねる程度です。あとは「初詣に行く」「実家の仏壇、神棚などを拝む」などと同じく、信仰心の厚さとはさほど関係ありません。
日本の文化で、大半の人々にとって「生活の一部」になっているのではないでしょうか。その時々の行事で、先祖や逝った人を弔って感謝しています。信仰とはほど遠いでしょう。
地元の寺に年額いくらかけるか。布教や勧誘がなければ寄付もいいのではないでしょうか。地元といっても「団地」という性格上、このお寺とは縁もゆかりもありませんが、中には神社や仏閣などを観光で訪れることもあるでしょうし、地元から移り住んでこられた方も1割ほど居住されています。
伝統や歴史に根差しているのですから1人年額100円くらいは寄付をしてもいいのではないかと思います。
願掛け
お正月になると多くの人が初詣に行きますし、受験期になると「願掛け」で賑わうのが神社です。人間は自分の努力や実力だけでは目標を達成できないと感じたとき、人知を超えた力に頼ることがあります。
”困ったときの神頼み”ということもできますが、一様に「必要だ」「必要ない」とは言えないと思います。受験では学力だけでなく、精神面の強さも必要だからです。世の中には本番に強い人と弱い人がいます。
強い人には関係ないけど、弱い人にとっては藁をもすがりたい気持ちでしょう。受験生は周囲から期待と重圧を掛けられすぎると、本番で委縮して力を発揮しにくくなってしまう人も少なくありません。
お守り・お札・絵馬などを購入したり、近所の神社でお参りしたりするのは誰でも経験があるのではないでしょうか。しないよりした方がいいと思うからではないでしょうか。もちろんしないのであればそれでも構いません。時間の無駄と考える人もいるでしょう。
近くに神社や縁起のいい場所がないとか、報われなかったら落ち込むということもあるでしょう。でも最後の一押しがあると落ち着くという人もいるのは事実です。
募財を自治会が集めていいのか?
行政機構の末端を事実上担っている自治会が神社という特定宗教のために募財活動することは、憲法第20条の信教の自由と政教分離の原則に照らして、ふさわしくありません。
現代社会には多様な宗教が存在し、地域住民はそれぞれが信仰の有無を含め、独自の宗教的立場や信条をもっています。自治会が各世帯に頭割りで募金をおこなうなら、個々人の信教の自由、思想・信条の自由を脅かすことになります。
自治会と氏子組織の混同を改める努力が必要です。
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