2018年10月21日日曜日

地震で家具の倒壊から身の安全を守る第一の方法は耐震補強と家具転倒予防対策⑦

地震で家具が倒れて下敷きになる写真
後回しにせず、ケガ、圧死から身を守ろう

大地震で心配するのは、「火事」「建物の倒壊」「家具の転倒」です。耐震補強・家具転倒防止対策を進めれば犠牲者を80%減らすことができるのです。つまづいて転んだり、割れた食器やガラスを踏んで怪我する負傷者も30~50%います。

柱が倒壊して挟まれたら、タンスが倒れてきたらどうしますか?


目次

阪神大震災で、柱の下敷きになった息子の足が見えていたのに近くまで火が回り、「お母さん逃げて」と叫んだ。翌日、役所に死亡届が出された。死因は「地震による圧死」。停電で相手の顔もよく見えない中で、埋火葬許可書に印を押した。(2018.1.15朝日新聞)

家具はすべて固定。「わかっているけど」「壁に傷をつけないやりかたを」と思案し先伸ばししているとしたら、穴がわからないように修復する方法があります。壁にネジ止めする場合間柱に打つのが重要です。津市家具固定啓発事業も利用しましょう(65才以上は無料)

1.冷蔵庫

冷蔵庫


冷蔵庫は地震で横走りし「凶器」と化します
  1. 固定脚を引き出しロックするとともに、必ず上部固定も併用しましょう。
  2. 避難するとき邪魔にならないよう置き方を工夫しましょう。
  3. 冷蔵庫の背面上部にベルト取り付け部分があります。ベルトを通し壁と連結します。

2.食器戸棚

食器戸棚


ガラス食器が飛び出して割れ、避難時に踏むと大けがします。食器の下に敷物をします。
  1. L型金具・ベルト器具・チェーンなどで、鴨井や壁の内側にある間柱に固定します。

3.タンス・本棚

家具転倒防止棒のチラシ
額転倒防止棒

つっかり棒(ストッパー)を使う場合
  1. 壁にねじ止めができない場合は、つっかり棒で固定する。抜けないよう家具の両端と奥に設置(左上)
  2. 天井と家具の間が広すぎるとつっかり棒はあまり役に立たない(右上)
  3. 天井が抜ける恐れがある場合、板を天井にねじ止めしてあてる(左下)
  4. 家具の下敷きにストッパーをつけて壁に少し寄りかかせる(右下)


地震で倒れないタンスの固定方法写真
タンスの固定(写真資料;埼玉県HP)

L型金具で取り付ける場合

壁下地の柱、間柱、胴縁等にネジによる固定。(左) 
下地柱・間柱・胴縁等は専用センサーやプッシュピンで確認できます(中)
ドライバーで叩き、「ボコボコ」ではなく「コンコン」と音がします(右)

長めの木ネジでネジ頭までねじ込み。
付け鴨居は、強度が確認された場合、これに固定することが可能。
上下2段式の家具など、やむを得ず積み重ねる場合は金具で連結。

地震で家具(タンス等)が倒れないようL型金具で固定する
L型金具で家具を固定する(写真資料;埼玉県HP)

家具の天板が薄い場合
  1. 家具の天板の後ろ側にしっかりとした桟の入っていないものは、家具の幅全体に板を渡しネジ止めしてから金具を取り付けます。
  2. 金具をネジ止めする際には、長めの木ネジを使用して取り付けてください。

家具の天板に板をかぶせて補強し固定
家具の天板にしっかり桟が入っていない場合の固定


壁に付け鴨居や長押、横木などがある場合は、ベルト式やチェーン式などの器具を使って固定する方法があります。

真壁構造(従来の木造住宅);付け鴨居は強度があります。
大壁構造(最近の木造住宅);付け鴨居は石膏ボードに接着されているものが多い。

【ポイント】
付け鴨居等が石膏ボードに接着剤で付けられている構造の場合は、付け鴨居等を間柱等に木ネジで止めた上で、対策器具を取り付けます。

間柱に付け鴨井を取り付けて取り付ける方法のイラスト
大壁構造では間柱に付け鴨井をネジで固定する



地震で下敷きになって命を落とす人が後をたちません。棚を積み重ねた本箱も多いので本棚同士をねじ止めしておきます。家具転倒防止;経験交流サイト


4.炊飯器・オーブン・電子レンジ・ポット

炊飯器・オーブン・電子レンジ・ポット


比較的軽いものは、両面ファスナー(マジックテープ)を使います。これらは掃除したり移動させることがあるからです。

5.ストーブ

6.パソコン・プリンタ

7.電気スタンド

8.テーブル

脚付きの家具は滑り防止マットを敷き、キャスターがついてる脚は、下皿やホルダーを置いて、さらに滑り止めマットを敷きます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

猿蓑温泉(さるびの温泉)は伊賀上野市大山田に開設された比較的新しい温泉です

  さるびの温泉 は、深い山の奥の開けた場所にあります。 東は、津から40分、西は伊賀上野から20分くらいで、意外と身近に感じられる場所にあるのですね。                                                        CONTENTS...