ごみ集積場 |
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ゴミ出し困難
環境、人手、公平の3方が丸く収まる仕組み、ごみ減量の取り組みを住民ぐるみで深めましょう。
住民によるボランティア「ふれあい隊」を設ける。住民によるごみ出し支援です。ふれあい隊発行のチケット「ふれあい券」を買えば、ごみ出しが困難な住民が、元気な住民から支援を受けられます。
ごみ袋1袋を自宅から集積所に運んでもらうには、ふれあい券1枚(50円)が必要。代金の内30円は住民に、20円は自治会の運営費に。無料にするとごみ出しする人が気がねすして長続きしません。
週に3回とすると、支援者には90円×52週。年に約5000円、5軒分で25000円渡ります。支援を受ける人は約3000円の負担ですみます。お互いに気を遣わずにすみます。約束の日にゴミが出ていなければインターホンで安否確認にもなります。
「収集できません」シール貼り付けごみ袋
市は13種類にゴミを分別するルールです。違うゴミが混ざっていると「収集できません」というシールが貼られ、置いていかれます。
市が配布する「ごみ分別ガイドブック」は健常者にはわかりますが、高齢者は字が小さすぎて老眼の人には見えない、認知症の人には分別のしかたがわかりません。
自治会に入っていない人の「ゴミ捨て」
廃物の処理および清掃に関する法律は、市町村に一般物の収集や処分を義務付けています。環境省は、「ごみの集め方は市町村にゆだねている。自治会に入っていない家庭のごみも一般廃棄物であり、市町村に収集や運搬の義務が発生する」との見解です。
自治会をやめたら集積場は使えません。市の清掃センターに持ち込んでください。センターまで車で約10分。事業者や個人が持ち込むごみで混雑時は順番が来るまで待つことになります。
市によると、ごみ集積所は自治会や集合住宅単位など20世帯以上から置くことになっていて、戸別収集には対応していない。戸別収集を認めれば、収集場所が一気に増えてしまいます。市としては自治会と折り合いをつけてもらうしかないでしょう。
自治会に入ってなくてゴミを捨てる人には「協力金」という名目で徴収したら?という意見もありますが、「それは行き過ぎ」という声もあります。
ごみ袋に区と氏名を書いて出してもらったら?
「捨てる」のではなく、責任をもって「出す」という意識をもってもらうためです。
ごみ袋はプライバシーそのものです。郵便物や他人にみられたくない生活の跡や情報が詰まっています。
プレイバシーの権利は憲法13条(幸福追求権)で保護されています。ごみは所有権を放棄したものですがプライバシー権は別です。
一方で憲法13条は「公共の福祉」による権利を認めています。ただ、その制限は必要最小限であることが求められています。
ゴミ有料化で減量はできない
掛川市での例ですが、静岡県内でも有料化した16自治体の方が、有料化しない19団体より排出量が多くなっています。
大型ごみ・粗大ごみの処分方法が改善されました
高齢になると断捨離するものです。しかし古い家具を処分するのは老人には難しいですね。集積所まで運ぶのはもちろん、1mの長さに壊するのも容易ではありません。これまで市が収集してくれたのは「要介護1以上か障がい者」のみでした。
それが10月から、対象が「要介護1」から「要支援1以上」まで引き下げられました。それだけ拡大されることになります。タンス・書棚・食器棚・鏡台・マットレス・マッサージチェアなどを無料でもっていってくれます。津市環境部環境政策課やっぱり自治会、市議団を通じて市へ要望してゆかなければ何も進んでいかないものです。
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