2019年1月22日火曜日

自治会恒例ボウリング大会。個人から集団へ競争と親睦が両立するベストのルールとは?

自治会恒例ボウリング大会の写真
自治会恒例ボウリング大会

競争は一人で何かをやるよりも、他の人と一緒にやることで、よりやる気、楽しみが増し、互いに励まし、高めあう「共同的競争」という性格を持っています。しかしそれは、たやすく「敵対的競争」に陥る恐れがあります。そうならないためにはどうしたらいいでしょうか?


CONTENTS
  1. 個人から集団の競争へ




まずは競争の形を捉えなおすところから始めます。

個人からの競争集団へ


ボウリング大会



一人ひとりのアベレージは違っても、チームのアベレージを対等にすれば勝敗の可能性も対等になる。

ハンディをつける。上位者の過去の記録からアベレージを算出し、そのハンディをスタート位置とする。したがって、スタートする位置はみんな違いますが、ゲームが終わりに近づくにつれて横一線の競り合いになります。

今年のゲーム実況放送

7という数字がついた黄色い電光掲示板には、一番上に私の名前、その下には3人の名前が表示されている。4人はそれぞれ自己紹介して和気あいあい。

会長の始球式のあと一斉に「ガラン」「ゴロン」という音が場内に響き渡った。

まっすぐなレーンの奧に真っ白なピンが10本並んでいる。
12ポンドのボールに親指を入れ、人差し指と中指を2つの穴に差し込んで、抱えながらレーンに入り、右から3つ目の●の上に立つ。

数m先の▲の印を見て、右から3つめの▲上をボールが通るように投げるつもりだ。(ストライクのコツは2つ目の●、2つ目の▲だったのだが、勘違いしていたことが後でわかって後悔)

▲を見つめて、左足から踏み出して1歩、2歩、3歩小走り。
同時に両手で抱えていたボールを右腕一本で前方から後方、肩のあたりまで振り上げ、反動で振り下ろす。

黄色い表面に緑の縞が入ったボールは、目標とした▲の上を通り、そのままピンを目指して、ほとんど回転することなく一直線に滑ってゆく。

一番前のピン右側に当たるはずなのだが左側に当たった。

(ガッシャン!!)という音を想像していたのに、「ガシャ!!」という音。

「失敗!」
倒れたピンの奧にはピンが2本立っていた。どうも幸先が悪い感じがした。

こんな調子で、順番にボールを投げてゆく。
それぞれ、ストライクやスペアをとると、振り返り後の3人にハイタッチする。

ご夫婦のKさんは、黒光りするマイボールをお持ちだけに、ボールがピン手前で急カーブを描きながら先頭のピンに向かってゆく。小気味よい音を発してピンが四方八方飛び散る。

私の点数は1、2ゲームとも120点台で240点。相棒は私より数点上回り笑顔。マイボールご夫婦の夫さんは300点をたたき出していた。

9時半から受付の自治会ボウリング大会。
参加者は100人弱というところか。家族参加で4人、5人や、ご夫婦での参加が多かった。

ゲーム終了後、集会所へ集まり、小学生以下、一般、シニア別に表彰。

一般で1位は390点弱、(プロボーラーで毎年同じ)、2位は高校でボウリング部を創設したぐらいの先生、いずれも常連さんです。シニアでも高得点の人は、ほとんどマイボール持参組です。

このへんは毎年ひっかかっています。ハンディをつけるとか考えてもらいたいものです。親睦なんですからね。体育員も毎年持ち回りで変わるので、ルールを変更する余裕まで委員会で煮詰まらないのでしょう。前例主義が無難ということに落ち着くのかもしれません。

商品をいただいたのは20人くらいかな?
後は参加賞として「どんべぇ」1個もらって、それぞれ車に乗り込み家路につきました。

スッキリしない自治会恒例ボウリング大会でした。

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