2019年11月19日火曜日

自治会総会は最高の決議機関だという認識と総会に向けての問題・課題・準備

自治会総会の写真
自治会総会


総会は自治会の最高決議機関であるということを認識する必要があります。

目次


特別会計
工事の為に特別会計に予算計上していたお金が、工事をやらなかったということから、次年度繰越にせず、将来の会館の補修に多額の費用が掛かるのだから目的がはっきりしたほうが良い。一般会計で次年度繰越を増やすより、特別会計への組み込みの方向でいく。

一般会計
街灯電気料金の補助金であり、市へ補助金申請はされたのですかと質問。申請はしていたことから総会後に市から入金になったとの報告。



1.自治会の役割


(1)防犯パトロール(防犯街灯整備含む)、防災訓練等による安全安心の確保
(2)行政からの広報・回覧配布、自治会独自の広報誌発行
(3)お祭り・イベント開催 近隣自治会との交流含む
(4)環境美化日常のごみ集積、定期的な地域清掃、リサイクル業務
(5)福祉子育て支援(帰宅時の子供見守り)、高齢者見守り等(行われていません)。


2.自治会の問題・課題


(1)役員の担い手不足。現役世代が役員を担えれば活性化に繋がるが、平日の活動が多いことから自治会役員は老齢の人が多い。役員の押し付け合いが生じる。役員は世代関係無く、何時かはやらねばならない役割との仕組みが浸透。

(2)自治会活動の透明性。役員会がどんなことをしているのか?


(3)自治会費の使途。街灯費(電気代、機器修理代)。自治会費の約半分。自治会館の維持修理代、自治会活動、お祭り、イベント等への出費。老人会を初めとする関連団体への補助金、地域消防団や他団体への寄付。大切な会費ですので安易な出金は慎むべき、役員会での慎重な議決が必要。


◆取組不十分案件
  1. 世代間ギャップを埋めるのに役立つ地域に密着した活動
  2. 防犯パトロールの頻度を増やす。
  3. 春と秋だけではない地域清掃実施。
  4. 受益者負担を原則とした偏らない自治会費出金
◆未取組案件
  1. 空き家・空き地対策(自治体との連携要)
  2. 高齢者見守り対策

「会長の任期は原則1年とするが、再任は妨げない。ただし、最長2年とする。」「その他の役員は1年とする。」で決着。自治活動は1年では結果を出せない事が多く、それが連続しますと中途半端な自治会になる可能性


無理に立候補制を導入しなくても良いのではないか。立候補制を導入すると益々輪番制が機能しなくなる可能性があり、それに乗じてなって欲しくない人が立候補して会長に就任するというリスク。


自治会会則改定


(1)役員の任期。今まで4月1日から翌年3月31日になっていました。総会が3月31日までに開催され、総会で新役員が選出され、実活動は総会後から始まることから、今回の総会にその旨が提議され承認。


(3)会長人事
関連団体の関係者が立候補するというリスク。「地区輪番制とする」となっている会則を「原則、地区輪番制とする。」に改定する。

(4)副会長人事
副会長の人選というか任期を1年ずらして、副会長は2人の会長の下で仕事をすれば、全員新人という事態が避けられる。検討事案


会則は余り具体的なことを書くと、それに縛られ却ってやり難くなる。役員会運営については基本的なことは規定されており、それ以上細かい規定は必要無い状態。年末の役員会で審議、その頃になりますと改訂案について提案役員以外の役員の多くが改定は出来ないという雰囲気、改定反対の決議にする方向。


会館使用料とエアコン使用料の事項は明記する。コインタイマー設置によるメリット。
使用料徴収形態ではなく、受益者負担の原則。設置によるメリットも役員会で確認設置に向けて動き出した。複数業者への見積り依頼。街灯の修理業者。


水銀灯業者の見積り


他地区の自治会長に電気業者さんを紹介、見積もりを。業者も現場に来られ、現物を確認の上、見積もりを出し。発注してもらわないと在庫がなくなるかもしれないとの連絡。電話しその真偽の程を確かめたところ、心配ご無用、街灯業者の口車には乗らない。


自治会役員として新しい事を自信を持ってやる上で、該当分野での知識を積極的に収集するということは非常に重要。顧客対応ぶりやコインタイマーに対する知識・取り組み方から見れば、電気業者の方が上、余程の事が無い限り街灯業者にお願いしたほうが波風が立ち難い。

両業者の見積り。明細を次期役員に引き継ぎ資料として渡したが、記憶では電気業者の方が僅か安かったが、街灯業者に「このままでは発注することが出来ないので、これだけ安くしてもらえないか?」と金額を提示し、了解してもらう事で街灯業者への発注に漕ぎ着けた。

水銀灯業者へは見積り不調の理由をメールで送信、その業者からもっと詳細な理由が知りたいとの返信があり、それにもきっちり回答して解決。

電気業者にはメールではなく電話。丁重に理由を述べ了解。紹介してもらった他地区の自治会長にはメールで見積り不調の理由を説明し、了解。複数業者への相見積もりを取り、仕事を発注する。経緯を役員会で報告、決議されたのを受け発注。

自治会の決算が2月末
設置工事当日は終日自治会館で工事に立ち会い、無事終了。設置後、何のトラブルも無く、老人会もタイマーに100円玉を投入して使っておられるし、他の会員の評判も良い。


自治会館には防火管理者

消防署に問い合わせ、新しく防火管理者になった時点で防火管理者変更届と消防計画を改定して提出してもらいたいとのこと。早速役員会に諮り了解を取ったうえで受講。消防計画。点検報告書、防火管理者変更届、消防計画改定版を揃えて消防署に提出。

役員会は立法ではなく、総会議決案件の執行である。総会で具体的内容が伴った計画の議決はほとんど無いのが実情。具体策は役員会で決めている。


4.自治会総会に向けての準備


2月末決算で、決算書(監査結果含む)、活動報告、自治会会則の改定提案、自治会から補助金を出している団体の決算書(監査結果含む)、そして次年度の予算案、活動計画案の資料と会員への案内文書を総会の3週間ほど前に配布するのが通例。

会員への案内文書には従来から委任状も印刷、役員会で自治会長からこの案内文書のひな形が提示。

委任状

「議決行使の権限を議長に委任いたします」を「議案についての賛否の権限を執行部に委任いたします。」

総会当日、役員が総会議場を退席して協議するのか? そんなこと出来ない。結局従来通りの委任状形式にする。

委任状の数で成立している総会
議長に議決権がある。総会で議長が議決権を行使するのは余程の事が無い限り、そんな事態にはならない。

老人会の決算書を議論
旅行や飲み食いが使途。役員会ではきちんとした全体の決算書を提出しなければ認めない。

活動計画


活動案に直接関係する事項ではない質問は自治会単独で解決出来るものでもない事から、今後の課題として適宜検討していく、活動案は承認。


予算案の提案
会計担当からの提案が終わり、質疑応答。


老人会への補助金
自治会費の12%を占め、その使途たるや旅行と飲み食いという実態が明らかになった。


自治会長 「長年、補助が継続しており、一気に減額出来るものではない。また、これまでの自治会への老人会の貢献を考えれば、老人会だけを矢面に立たせるのは如何なものかと思う。」との老人会擁護の発言。一般常識から考えれば恥ずかしい。


(1)役員紹介  
年度役員が紹介。前もって資料は配布、お名前とお顔を照合。

(2)活動方針・計画 
活動方針に自主防災について触れている、担当役員が居なくおかしい、

(3)予算
余程の突飛な出費が組まれていない限り、すんなり行くのが通例。


消防団への寄付

消防団員は非常勤特別職地方公務員というれっきとした地方公務員であり、自治体によってその額は変わりますが、少ないとは言え報酬は出ますし、退職金も支給されます。消火活動はもちろんのこと、防火訓練とか夜回りの出動には手当も支給されています。

寄付金を消防団に渡しています。彼らが地方公務員であるということを知り、次年度役員には寄付の廃止を含めて検討すべきであると引き継ぎ、




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