2019年11月19日火曜日

下水道局だより。地震の晩に自宅の水がでなくなった。ライフラインは不意を突かれた。

下水道管の写真
下水道管

自宅の水がどこからきているか普段から知っておきましょう。

地震のとき水道管の漏れが起きるのは、管の接手が外れるからです。地震の影響で内部の水圧が上がり、管の素材が耐え切れなくなるのかもしれませんね。延性のある「ダグタイル鋳鉄管」ですが、初期のものは延性が低いのです。

目次

水道の民営化


60年70年代の古い水道管が市内にはたくさん埋まっているはずです。幹線の太い管ほど古いのです。水道管の破損は都市の地震に特徴的な災害なのです。

水道の民営化なんてするべきではありません。
民営化するとコストがさがるなどと、そんなことはありません。設備更新の費用は民営化すれば会計上の借金から消えてしまうのです。

しかし見えなくなるだけで本質的にはあるわけですから、費用は住民が負担する仕組みです。資金調達するにも公営より民営の方が高いですよ。株主配当や役員報酬などもかかりますよ。

企業の経営が悪化しても水道料金が上がらないなんてことはありません。1割くらいコストを下げられるなんていいますが根拠がないですね。欧州でも民営化後公営に戻すところが増えているじゃないですか。料金が高騰したり水質が悪化したりしているからです。

コンセッション方式の場合、水メジャー側はノウハウをもつ弁護士らが契約を担います。企業側に有利なように仕組んできますから自治体の職員はいいなりになるでしょう。水道料金を事業費で賄うなんてナンセンスです。水道は社会基盤の1つなんだから国が財政支援すべきです。

下水道だより


下水道局だより
下水道局だより






貯金と借入金の状況
貯金と借入金の状況

今まで下水道を使えない地域の皆さんの税金の負担を減らして汚水処理費用は使用料で賄うことにきめた。費用は8億円足りない。総務省の基準、1㎥あたり150円にすることにした。年間4300円の税負担になる。

水道局だより
水道局だより



下水道使用料見直し
下水道使用料見直し



水道の耐震化はこのままでいいのか?(H29年度)

耐震化率
基幹道路 20.1%(39%)
浄水場 28.4% (28%)
排水池 28%  (53%)
カッコは全国平均


給水人口と配水量

給水人口 27万8千人
給水戸数 13万4千戸
年間配水量 4千万㎥
1日平均配水量 11万8千㎥
1日最大配水量 12万㎥

1人当たり1日平均配水量 0.4㎥
1立方メートル=1,000リットル=1キロリットルで
1リットル=牛乳パック1本です。

1人あたり牛乳パック400本使用しています。

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猿蓑温泉(さるびの温泉)は伊賀上野市大山田に開設された比較的新しい温泉です

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