2020年3月3日火曜日

近隣との騒音トラブルで大切なのは地域住民同士のコミュニケーション

近隣との騒音トラブル


近隣トラブルで多いのが「音」
騒音で悩む地域住民とストレスを抱える子どもでどう折り合いをつけるか、ですよね?


こんにちは! 

音に対する感じ方は主観的なものです。自分では気にならなくとも他人はそう思わないこともよくあります。

日常生活に伴い生じる生活音が常識的に許容される範囲のものかどうか。大家か仲介の不動産屋など第3者に立ち会ってもらい、隣の部屋で生活音を聞いてもらいます。許容される範囲なら隣の人を説得してもらうことになります。

難しい場合は、役所から騒音計を借りてきて、許容範囲の数値かどうか計ることも考えられます。

もう1つは隣戸との壁の構造が建築基準法で定められた遮音性能に達していないこともありえます。共同住宅の界壁は、隣接する住戸からの生活音を衛生上、支障がないように低減するための構造を備えていなければなりません(同法30条)

まずは大家か不動産屋に間に入ってもらって、この間のいきさつも話して隣の人と話し合います。隣の人と顔を合わせたときは挨拶できる関係も大切だからです。

そのうえで、許容範囲の生活音かどうか見てもらいます。できればこの段階で騒音問題が解決できればいいのですが、難しいようなら騒音計や壁の構造の点検もお願いします。

近隣騒音への苦情の場合、行うべきは防音対策ではなく煩音対策ではないでしょうか?
ヘリコプターの爆音のような公害騒音に必要なのは、騒音を測定し防音対策を行います。音がさほど大きくなくても人間関係や心理状態によってうるさく感じてしまう「煩音」の場合は違います。

大切なのは地域コミュニケーションの実践です。
付き合い率が2倍になると、騒音苦情は8分の1に減るというデータもあります。近隣との良いつながりをもてば、好感を持って支援してもらえる存在になれば、ほとんどは解決するといいますね。




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