パソコンで健康チェック
みなさんは体重計に月、何回乗りますか?
ダイエットにはやる気と根気とはわかっていても、まずは毎日、体重や体脂肪率を測ることから始めたいものです。
今回は、測定したデータをスマホやパソコンに取り込んで様々なグラフを作ったり、過去の数値と比較できる健康機器を紹介します。
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パソコンで健康チェック、体のデータを継続的に記録しょう
目次
測定データを 「Bluetooth 無線でスマホ」に記録
体重や体脂肪を測る機械は今や「体組成計」が中心に出回っています。かっては「体脂肪計」が主でしたが、それに加えて内臓脂肪や筋肉量、体水分量、基礎代謝なども図れるようになったのです。もちろんスマホやパソコンと連動します。
タニタの「TANITA 4C Technology」タニタ4C
テクノロジー(円)は
体組成計のデータを専用のでスマホやパソコンに取り込みます。添付ソフトで1日ごとのデータのほか、週平均、月平均のグラフも出せます。
体重などの目標値を設定しておくと、グラフで赤い線で示されます。歩数計と体組成計がセットになっており、スマホとパソコンにつなぎます。1日ごとの歩数や消費カロリー、体重や体脂肪の推移が一目で比較できるグラフが作れます。
ユーザー専用の有料サイトに登録すると、登録ユーザー同士で月間の歩数を競い合うこともできます。
内臓脂肪なら、標準、やや過剰、過剰といった項目ごとの簡単な判定や、基礎代謝と体重から計算した「代謝年齢」もでます。
体重1キログラムあたりの基礎代謝が少ない、つまり、脂肪が燃えにくい体ほど代謝年齢は高くなります。
データの経時的な変化を捉え、記録を整理
測定機器は全部そろえる必要はなく、欲しいものだけ買っても使えます。スマホやパソコンには赤外線通信でデータを送ります。
心電図の測定は、記憶装置を30秒ほど胸に当てるだけ。データを取り込むと、波形のグラフが表示され、「心拍が少し速いようです」といったコメントがでます。血圧データでは、最高、最低のほか、心負担の大きさの指数グラフなども作れます。
過去のデータを保存しておく機能は測定機器自体にもついていますが、通常、期間が限られます。スマホやパソコンで管理すればそうした制限はなく、見栄えの良いグラフが簡単にでき、印刷も手軽にできる点がメリットです。
歩数計
歩数計
エクセルにデータを入れてグラフも作れる
パソコン連動機器はデータ入力の手間が省けますが、コツコツ入力すれば自分でもグラフが作れます。エクセルで体重と体脂肪のグラフをつくってみます。
シート1列目の2~3行目に「体重」「体脂肪」、1行目に、2列目から日付を入れ、データを入力します。グラフにしたい範囲をドラッグ、(日付や「体重」「体脂肪」も含めて)して選択し、ツールバーの「グラフウィザード」ボタン(グラフの絵のボタン)をクリックします。
ウィザードが起動したら、グラフの種類や形式を選びます。ここではデータごとに種類を変えることができないので、まずは「縦棒」にしておきます。
「次へ」で進むとグラフのタイトルや作成場所などを指定できますが、途中で「完了」してもかまいません。
グラフウィザード
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グラフの種類の変更
体脂肪率を折れ線グラフに変えるには、体脂肪率の棒グラフ上でクリック。「グラフ」ツールバーの「グラフの種類」ボタンの右側の▼をクリックし、折れ線を選びます。
体重・体脂肪のグラフ
体重と体脂肪率で目盛りを分けたいときは、グラフツールバーの左側のメニューから「系列”体脂肪率”」を選び、その右側の「データ系列の書式設定」→「軸」タブとクリック。「第2軸」をチェックし、「OK」で、グラフ右に体脂肪の目盛りがでます。
体重などを入れるだけで簡単にグラフが作れるオンラインソフトもあるので、ダウンロードして使ってみます。
補聴器助成
東京都港区で画期的な補聴器購入助成制度
助成額が13万7000円という、実施自治体の中でも最高額になるのです。
助成の対象者は60歳以上で、所得制限がありません。助成額の上限は13万7000円。住民税課税の人は、その1/2の68,500円です。
助成制度の予算額が2272万4千円です。機会あるごとに助成制度の導入を求めてきた議員団のおかげです。本会議にとどまらず、委員会審議でも繰り返し取り上げてきました。
購入費の助成とともに、区民検診に聴力検査の項目を設け、広く区民が聴力検査を受けられるよう、求めました。
使い続けるための支援では
- 購入前に補聴器相談医を受診できるようにする
- 認定補聴器技能者による購入時の調整や購入後のアフターケアをうけられるようにすること
(引用:しんぶん赤旗 2022.2.18)
大阪の貝塚市でも補聴器助成
助成額は購入費用の1/2 で、上限は25,000円です。対象は身体障害者手帳を持っていない65歳以上の市民で、市民税非課税世帯です。さらに、身体障害者福祉法15条1項で定める、都道府県が指定する医師の意見書が必要です。
補聴器購入助成が取り上げられたのは市議会例会。補正予算案に盛り込まれ、可決成立しました。
「高いから買えない」「着けてもちゃんと聞こえない」など、老人の間で話題になっていたと思います。コミュニケーションを取り戻せば健康寿命が延びることでしょう。いいことです。市民健康診断に難聴検査を加えるべきです。
加齢性難聴は、日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど日常生活の質を落とす大きな原因になっています。それがひいては、脳の機能低下につながり、うつや認知症の原因になると考えられています。
また、背後からの車の接近に気づかず交通事故や犯罪被害にあいやすくなることも懸念されています。
日本では65歳以上の56%が難聴を訴えていますが、そのうち補聴器所有率は17%弱にとどまります。日本の難聴者率は欧米と変わりませんが、補聴器使用率は欧米の半分以下です。これは、片耳当たり3万円~20万円と高額で保険適用外で全額自己負担となっているからです。
所得制限が対象者の足切りになる問題や、助成額の引き上げという課題があるが、次の段階として、より利用しやすい制度にしてほしいものです。
闘病記の共有サイト
自分の闘病の足跡をオープンにすることで、似たような境遇の人に一条の光明を見出してもらえたら-----との思いが込められたブログがたくさんあります。
ただ、その中から、性別や年齢、行っている治療法などが最も自分に近く、参考になる闘病記を選び出すのは骨の折れる作業です。
「TOBYO」は、〇〇病院、××病などの固有名詞を入力すると、必要な情報を探し出すことができます。
TOBYO
「オンライフ」も闘病支援サイトです。参加メンバーは、がんや難病の患者やその家族100人。闘病生活に必要な情報の収集、整理だけではなく、メンバー同士が交流するための掲示板やコミュニティ機能を加えたり、利用者のメリットになる範囲で医療機関や製薬会社などと提携したりしたいと話しています。
オンライフ
「ライフパレット」は、病気体験の共有のほか、患者の質問に答える Q&A
のコーナーが充実しています。同社は、薬の使用上の注意などを検索することができるサイトがあります。
ライフパレット |
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